【神戸新聞杯】アスクワイルドモア 深みある“藤沢ブランド”の母系 SSの3×3で活性化

  •  「神戸新聞杯・G2」(25日、中京)  「1頭だけ会話ができるとしたら、どの馬にどんなことを聞きたいか?」。引退間際、藤沢和雄元調教師はこの質問に対して、「ペルーサと話したいですね。ふざけてんじゃない、って言いたい」と笑顔で答えたそうだ。  今回取り上げたアスクワイルドモアは、祖母アルゼンチンスターの名の通り、母系に流れる血は南米系。そして、母の全兄がそのペルーサだ。名伯楽にしてつかみ所がなかったのだから、この血の実態は推し量れない。  だが、冷静に牝系を見てみると、非常に深みのある?藤沢ブランド?だ。母の父は先日22歳でこの世を去ったゼンノロブロイで、祖母アルゼンチンスターの父キャンディスト

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