「有馬記念・G1」(26日、中山) ラストランで史上初のグランプリ4連覇を狙うクロノジェネシスは22日、栗東CWで余力十分に駆け抜けた。陣営のトーンは上がり切らないが、宝塚記念を制した当時よりも状態は良さそうだ。有終の美を飾ることができるか。 現役最後の一戦を迎えるクロノジェネシスは、ヒンドゥタイムズ(5歳オープン)と栗東CWに姿を現した。団野(レースはルメール)がガッチリ手綱を押さえ、パートナーを10馬身以上前に見る形でスタート。決してテンションが高ぶり過ぎることはない。落ち着き払って自分のリズムを小気味良く刻み、徐々にピッチを上げながら、直線では内へ。楽な手応えで僚馬と馬体を並べ、そ…