近年は早熟の馬が幅を利かせることも多く、翌年のクラシックとのつながりが薄くなりつつあったが、今年は例年以上にメンバーが揃った印象。昨年に続いて札幌のWASJが取りやめとなり、この時期の新潟開催に有力騎手が多く参戦できるようになっていることも、メンバーが集まる要因の一つとしてあるだろう。 1.上位の上がりが使えるか 過去10年で、前走の上がり3ハロン順位が1位だった馬は[9-7-5-55]、2位だった馬は[1-3-5-27]。3着以内はすべて前走の上がりが2位以内だった馬から出ている。 2.馬体重に注目 過去10年で3着以内になった30頭中、実に22頭は馬体重が460?499kgだった。[7-7-8-57]で複勝率は27.8%に上る。対して、500kg以上…