その才能が大きく花開いているアスリートには「末っ子が多い」と言われているそうで、今をときめく大谷翔平や大坂なおみも末っ子なんだとか。 もちろん、偉大なアスリートの中には弟妹を持つ人も当然おり、記者が少年期に夢中になっていたラグビーの例を挙げると、新日鉄釜石と日本代表で長くスタンドオフを務めた松尾雄治、明治大学の主将として大学選手権制覇に導き、世界選抜にも選出された吉田義人には弟さんがいた。 それぞれトップチームで出場していたのだからやはり優れたプレーヤーだったのだろうが、偉大な兄の陰に隠れて世間の印象は薄まりがち。どんな世界でも「きょうだいでトップを張る」のは至難の業なのだろう。 昨年…