【宝塚記念】“令和のステイゴールド”カレンブーケドールが新たな味付けで大輪の花咲かす!/トレセン発秘話

  •  恥ずかしながら明かせば、善戦ホースは底力に欠ける、とビギナーのころから長らく思い込んできた。この認識を変えたのは、今から20年前の競走馬ステイゴールドである。4歳時に天皇賞・春→宝塚記念→天皇賞・秋とGIで2着3回の好走も、3勝目を挙げて以降は実に28連敗。名脇役こそが立ち位置たる思いを強く抱くに至ったが、その認識を変えたのが3歳時のゴールデンホイップT以来改めてコンビを組んだ武豊だった。6歳の目黒記念で待望の重賞初制覇を遂げると、現役ラストの7歳時にドバイシーマクラシック(当時G2)、香港ヴァーズと国際級G1を堂々2勝。底力を欠くのではなく、馬が勝ち方を知らなかった。そしてそれをレクチャーしたのが名手であるこ

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