「高松宮記念・G1」(28日、中京) 春のスプリント王に輝いたのは、2番人気のダノンスマッシュ。ゴール前の競り合いを制し、8度目の挑戦で悲願のJRA・G1初戴冠を果たした。父ロードカナロアとの父子制覇を成し遂げた6歳馬が、今後もスプリント界をグイグイけん引していく。首差の2着には1番人気のレシステンシア、3着には3番人気のインディチャンプが入った。 暮れの香港で手に入れた勲章が、馬に自信を与えたのだろう。2020年10着大敗の原因だったはずの渋った馬場をものともせず、ダノンスマッシュが馬群の中からしぶとく伸びる。最後はレシステンシアとの追い比べをインから首差でしのぎ、香港スプリントからの…