今年のプロキオンS(GIII)は、例年と違って阪神競馬場で行われます。中京開催なら過去3年馬券圏内の9頭中7頭が該当する東京1400-1600m、中京1400mの左回りワンターンコース実績馬を中心に予想を組み立てればいいのですが、今年は使えません。 中京と阪神との違いは、前者は直線に入ってすぐに坂があり、コーナーで緩みやすいのに対し、後者は右回りで、かつペースが流れやすいコース形態で、直線の最後に急坂がある点です。そのため、持続力の重要度が上がります。 こうした違いから、東京や中京のように直線でのトップスピードの速さが求められる条件で好走してきた馬より、同条件の阪神や重い馬場の地方交流重賞で持続力が問われる条件…