◆第42回ホープフルS・G1(12月27日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月23日、栗東トレセン バドリナート(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父コントレイル)が、17年のG1昇格後では初となる父子制覇に挑む。 19年に当レースを勝利し、翌年には史上3頭目の無敗3冠を達成したコントレイルの初年度産駒。「もともと完成度は高い。見た目もそうだけど、馬っぷりがいいですね」と松永幹調教師は評価する。 前走の萩Sは好発からハナに立ったが、外から主張してきた馬を行かせて3番手。ギリギリまで我慢を利かせ、残り200メートルで左ステッキが入ると一瞬で抜け出した。指揮官は「スタートはいい馬だし、上手な競馬ができる」と期待。…