12月6日の阪神6R・2歳新馬(ダート1200メートル)でデビューするナルキッソス(牡2歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父カラヴァッジオ)が好仕上がりだ。1週前は栗東・坂路で52秒4―12秒8と水準の走り。3日には松山弘平騎手が騎乗し坂路で55秒5―13秒2をマークした。鞍上も「いいですね。緩さはあるけどダートが合いそう。のびのび走らせられれば」と好感触をつかんでいる。 母のクイーンズターフはJRAの砂で2勝。半兄でオープン馬のインユアパレスはダートの短い距離で活躍している。吉岡調教師も「新しいことに敏感な面がありますが、調教はいいです。松山くんの感覚もいいです」と素質に期待する。競馬場の環境に対応できれば、勝負になる一頭だ…