デビュー3連勝で23年皐月賞を制したソールオリエンス(牡5歳、美浦・手塚久)が現役を引退し、種牡馬入りすることが明らかになった。所属する社台サラブレッドクラブが2日、ホームページで発表した。天皇賞・秋14着がラストランとなった。 同馬は父キタサンブラックと母スキアの間に誕生した鹿毛馬で半兄に富士S覇者でドバイターフ2着のヴァンドギャルドがいる良血馬。22年11月にデビュー。のちの重賞ホースであるレーベンスティールとの競り合いを首差で制し、初陣Vを飾った。2戦目の京成杯で重賞初制覇。3戦目に挑んだ皐月賞は重馬場を物ともせず、力強く伸びてタスティエーラを豪快に差し切った。その後は勝ち星こそなか…