◆第59回ステイヤーズステークス・G2(12月6日、中山・芝3600メートル) クロミナンス(牡8歳、美浦・尾関知人厩舎、父ロードカナロア)が平地最長距離、師走の名物レースで重賞初制覇を狙う。 前走のオールカマーは靱帯(じんたい)の炎症で休養が長引き、10か月半ぶりで10着。この中間は2週連続でドゥレッツァ(5歳オープン)と併せ、11月26日にはびっしり追われたG1ウィナーに対して馬なりで追走併入した。「すごく動きはいい。休み明けを使って順調に良くなっている」と尾関調教師は評価。動きの質を一段階、上げている。 昨年は2500メートルのG2で〈2〉〈3〉〈2〉着とタイトルに迫る走り。今回は一気に距離が延びて3600メート…