冬の阪神開催が今週から開幕する。昨年までこの時期に組まれていたチャレンジCが9月に移され、代わって近年6月に定着していた鳴尾記念(12月6日、阪神芝1800メートル)が今開催に戻された。 開幕初日に好メンバーがそろう。主役を張るのは、そのチャレンジCで初タイトルを手にしたオールナットだ。モレイラに導かれ、混戦を断ち切った。同じく高野厩舎に在籍していた半姉が15年ジャパンC覇者ショウナンパンドラ。将来性には血統の裏付けがある。1F短縮で1800メートルになるが昨秋の2勝クラス、3勝クラスの連勝がこの距離(いずれも京都)だった。再度、阪神で重賞連勝を期す。 チャレンジC2着グランヴィノスも楽しみ。ヴィルシーナやシュヴァ…