「第45回ジャパンC」(30日、東京)の出走馬と枠順が27日、確定した。昨年2着同着だったシンエンペラー(牡4=矢作、父シユーニ)は8枠16番から悲願のG1タイトルを目指す。 昨年の忘れ物を取りに行く。シンエンペラーは昨年、2着同着だったジャパンC以来となる国内戦。この秋は昨年同様、凱旋門賞挑戦を目指し、愛チャンピオンSに参戦。直線、持ち前の末脚を発揮することなく6着に敗れた。本来の実力を発揮できずじまいの不可解な敗戦。陣営はレース後、現地で内視鏡検査を行い、喘息(ぜんそく)と中程度の肺出血が判明。大目標に掲げていた凱旋門賞への参戦は見送られた。 担当の吉田一助手は「レース後、上がってくるとさすがにしんどそうだ…