11月30日の京都3R・2歳新馬(芝1200メートル)に高杉吏麒騎手とのコンビでデビューするケールハイム(牝2歳、栗東・福永祐一厩舎、父エピファネイア)は、12年ヴィクトリアマイルで2着、同年の京都牝馬Sと関屋記念を勝ち、福永調教師が騎手時代に5回コンビを組んだドナウブルーの子で、叔母にG1を7勝した名牝ジェンティルドンナがいる。 24日の栗東・坂路で53秒5―12秒2といいスピードを見せている。福永調教師は「敏感なところがあって難しさを抱えている」と慎重な姿勢だったが、27日は高杉騎手を背に、ゲートから13秒1―12秒3のラップを刻み、軽快な動きだった。「ゲートは速いし、流れに乗れると思う」と前を向いた。 母はデビュ…