2012、13年にジャパンCを連覇するなど、牡馬を相手に大レースで活躍した12年の3冠牝馬ジェンティルドンナ(父ディープインパクト、母ドナブリーニ)が死んだことを26日、JRAが発表した。ジェンティルドンナの過去の名レース、12年ジャパンC(岩田康誠騎手騎乗)を振り返る。 12年の3冠牝馬ジェンティルドンナと、11年の3冠馬オルフェーヴルが、直線のラスト200メートル地点から歴史に残る激しい叩き合いを展開。最後は鼻差でジェンティルドンナが勝利を手にし、3歳牝馬として初めてのJC制覇を果たした。 考えていた策が、全てはまった。「2、3番手を取って、待たずに仕掛ける」。抜群のスタートを決め、岩田康はジェンティルドンナを…