「ジャパンC・G1」(30日、東京) 紅一点のブレイディヴェーグが、初の2400メートルで一発を狙う。前走の天皇賞・秋は10着に敗れたものの、勝ち馬マスカレードボールとはわずか0秒5差。直線でスムーズさを欠いたこともあり、宮田師は力負けではないことを強調する。美浦Wでの1週前追い切りには新コンビのマーカンド騎乗で併せ馬を行い、馬具の工夫も加えて反撃ムードは加速している。20年アーモンドアイ以来となる牝馬Vへ。2年前のエリザベス女王杯馬が再び輝く準備は整った。 ブレイディヴェーグは火曜朝、美浦の角馬場で体をほぐした後、ダートをキャンターで1周半。軽快な脚取りで水曜の最終追い切りに備えた。宮…