前哨戦の富士Sを制し、勢い十分に挑んだガイアフォースは五分のスタートから好位の後ろで勝ち馬ジャンタルマンタルをマークする形。直線は持ち前の勝負根性でグイッと馬群を割ったが、勝ち馬には届かず2着。89年オグリキャップ以来となる芦毛馬Vはならなかった。前走からコンビ継続の横山武は「理想はもう1列前でした。スタートの出が早い馬ではないが(今回は)出られた方だと思う。理想的な位置取りではなかったけど、ジャンタルの後ろにつけられたのは良かった」と回顧しつつ「勝った馬は強かったですが、最後まで食らいついて、よく頑張ってくれた」と全力で走り切った相棒を称えた。 昨年のフェブラリーS、6月の安田記念に続く3回目のG1…