秋の福島の名物ハンデ重賞「第61回福島記念」が22日の福島11Rで行われ、上がり馬ニシノティアモが押し切りV。鮮やか4連勝で重賞初制覇を飾った。鞍上の津村明秀(39)はヤマカツエースと臨んだ15年以来、10年ぶりの当レース勝利。管理する上原佑紀師(35)は、ピコチャンブラックで制した今年のスプリングSに続く2つ目のタイトル獲得となった。 ニシノティアモが破竹の4連勝で初タイトル。新スター候補の誕生に、競馬場のファン1万6683人が沸いた。ともに連勝街道を走る津村は「こっちがびっくりするくらいの勢いで馬が良くなっている」とパートナーの急成長に感服。続けて「もっと大きいところを狙いたいな、と思える強さだった。夢が広がるよ…