「マイルCS・G1」(23日、京都) “芦毛の怪物”を襲名だ。ガイアフォースが目指すのは、1989年オグリキャップ以来36年ぶりの芦毛馬によるマイルCS制覇。ここまでG1は未勝利ながら、昨年のフェブラリーS、そして今年の安田記念がともに2着とタイトルまであと一歩だ。メンバー中トップの時計(1分31秒5)を持つ京都マイルが舞台なら新たな歴史を刻んでも決して驚きはしない。 6歳秋でも充実一途。前走の富士Sで3年1カ月ぶりの勝利を挙げると、この中間は叩いた効果でさらに上昇。1週前追いが栗東坂路で4F51秒6-11秒7の好時計なら、軽めの最終追い切りも馬なりで軽快に加速ラップを刻んだ。山本助手も…