「マイルCS・G1」(23日、京都) 進化は止まらない。アスコリピチェーノが19日、栗東CWでの併せ馬で文句なしの動きを見せた。同じく栗東滞在中の僚馬ブルーマエストロ(3歳2勝クラス)に残り1F付近で楽に並び掛けると、相手を子供扱いするかのように首差先着。ラスト1Fは11秒2だったが、もっと動けそうなぐらいの手応えだった。 黒岩師もこの動きにはご満悦。「フランス帰りでも、今回は回復が良好です。(中東遠征後の)ヴィクトリアMの方が疲労感はありました」。今回の方が青写真通りに調整が進んでいることを強調する。この3週間は栗東で調整。1F15秒ペースの坂路調整を挟みながら、追い切りはCWと入念に…