24年の新潟記念を制したシンリョクカ(牝5歳、美浦・竹内)が20日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退することが決まった。16日エリザベス女王杯(京都)13着がラストランとなった。今後は生まれ育った北海道日高町の下河辺牧場で繁殖牝馬になる予定。 竹内正洋調教師は「エリザベス女王杯である程度いい結果が出れば、有馬記念にという話もありました。ただ、厳しい結果でしたし、牧場に返す仕事もあるので。無事に返せることになって良かったです。2歳の頃から調教も動けていたし、心配なところもあったけど、体質も強くなって重賞も勝ってくれました。また、子どもに携われる日が来たらうれしいですね」と話した。 竹内師に…