今年のジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)で取捨に悩まされる存在がクロワデュノールではないだろうか。海外からの帰国初戦で能力全開となるのか。そこで凱旋門賞からの直行ローテでジャパンCに出走した日本馬を紹介したい。 該当馬は8頭だ。1頭目は06年のディープインパクト。凱旋門賞では圧倒的1番人気に推されながら3位入線→失格と残念な結果に終わったが、帰国初戦で面目躍如。大外からの豪快な差し切りで、6つ目のGIタイトルを獲得した。 しかしながら、その後の7頭は勝利に手が届いていない。10年のナカヤマフェスタは凱旋門賞で2着に大健闘。ジャパンCでは2番人気に推されたものの14着に大敗した。また、12年のオルフェーヴルは…