土曜付企画「G1展開王」は数多くある予想ファクターの中から、展開面にスポットを当てて勝ち馬をあぶり出していく。「第50回エリザベス女王杯」は東京本社・鳥谷越明が担当。秋の最強牝馬を決める一戦は経験豊富な古馬とフレッシュな3歳の激突。主役は地力上位のあの馬で不動との結論で、相手候補に展開面から穴馬2頭を挙げた。 舞台となる京都芝外回りは、秋華賞が行われている内回りより最後の直線が約75メートル長い。小回りの秋華賞は年によって前残りになったり前崩れになったり極端な傾向だが、エリザベス女王杯の傾向は明確。過去5年の1?3着馬15頭中、4角3番手以内の馬は4頭のみ。逃げた馬の馬券絡みはゼロで、しっかり差せる馬が有…