今年のアルテミスSを制したフィロステファニ(牝2、栗東・中内田充正厩舎)が14日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬になる予定。JRAが同日、ホームページで発表した。 同馬は父エピファネイア、母スキア、母の父Motivatorの血統。半兄に23年皐月賞馬のソールオリエンス、20年富士Sを制したヴァンドギャルドがいる。 今年7月27日に新潟3Rの芝1600m戦でデビューし、上がり最速32.6秒の末脚を繰り出して初白星。約3カ月の間隔をあけてアルテミスSに参戦すると、3番手から余裕たっぷりに抜け出し、1.3/4馬身差をつけて初タイトルをつかんだ。その後、次戦に向けて準備を進めていたが、右前肢の屈腱炎が…