「デイリー杯2歳S・G2」(15日、京都) 新馬戦を5馬身差で完勝したカヴァレリッツォが無傷連勝での重賞獲りに挑む。12日の最終追いは栗東坂路で単走。4F56秒8と時計は控えめだったが、素軽く、しなやかなフットワークを披露した。吉岡師は「先週の土曜にしっかりやっているので馬なりで。落ち着いていたし、収まりも良かったです」とうなずいた。 切れに切れた圧巻の初戦。中団でじっくり折り合い、エンジンをフル稼働してからの瞬発力は1頭傑出していた。「まだまだ粗削りななかでの競馬でした。狭い所でも集中して走れていたし、いい内容」と指揮官。ポテンシャルの奥深さが際立つ一戦だった。 重賞でメンバーレベル…