「デイリー杯2歳S・G2」(15日、京都) アドマイヤマーズや、セリフォス、ジャンタルマンタルなど数多くのG1馬を輩出してきた出世レース。今年も少頭数ながら、可能性を秘めた若駒が多く顔をそろえた。 中心は中京2歳Sで驚異のスピードを披露した芦毛馬キャンディードだ。小倉芝千二の新馬戦を上がり最速の脚で差し切りV。早くから完成度の高い走りを見せ期待を背負っていた同馬だが、続く重賞で素質を開花させた。中団で脚をためると直線で一気にギアチェンジ。アッという間にライバル達を突き離すと、先を進んでいたスターアニスをゴール前で首差とらえ切った。3着以下には7馬身差をつける1分19秒4のレコードタイムで…