来年のクラシックを占う上で重要な2歳重賞、デイリー杯2歳ステークス。京都マイルを舞台に行われる一戦は、過去にもGI馬を輩出している登竜門だ。今年もキャリアの浅い素質馬が集まり、将来性が試されるレースとなる。 1.中9週以上の休養馬が好成績 過去10回のデータ分析では、レース間隔が中9週以上だった馬が[3-4-6-15]と高い好走率を示している。複勝率は46.4%に達しており、これは他のローテーションに比べて際立って高い数値だ。キャリアの浅い2歳戦では、新馬戦や前走から間隔を十分に取り、先のローテーションを見据えて臨む馬が力を発揮しやすい傾向にある。 2.前走未勝利組は回収率に妙味あり 前走で未勝利戦を勝ち上がった…