今年のエリザベス女王杯・G1(11月16日、京都競馬場・芝2200メートル)は、どんなドラマが生まれるのか。過去の名勝負、05年2着のオースミハルカと1着スイープトウショウの激戦を振り返る。 オースミハルカはエリザベス女王杯で2年連続2着で、女王の座に惜しくも届かず。2004年は武豊騎手とコンビのアドマイヤグルーヴにゴール前でかわされ、05年はスイープトウショウ(池添謙一騎手)の鬼脚に屈した。 3年連続のエリザベス女王杯挑戦となった05年。5歳になったオースミハルカに騎乗した主戦・川島信二騎手は、観衆がどよめくほどの大逃げを打つ。川島さんは「この時期のはるちゃんは、調教をこなすことが難しくなってきまして。自分…