幾多のスターホースを送り出してきた重賞「第61回京王杯2歳S」が8日、東京競馬場で行われた。単勝1・8倍の断然1番人気ダイヤモンドノットが2番手から楽に抜け出し、重賞初挑戦で初制覇。G1朝日杯FS(12月21日、阪神)に向けて名乗りを上げた。2日の天皇賞・秋までJRA・G13週連続Vの絶好調ルメールは5度目の京王杯2歳S制覇となった。 見事なまでの絶好調男の手綱さばき。ルメールは初騎乗のダイヤモンドノットを一瞬で手の内に入れ、華麗に操った。好スタートから瞬時に2番手を奪った時点で勝負あり!逃げるルートサーティーンを直線半ばで悠々と抜き去り、2着フクチャンショウに3馬身差圧勝。断然1番人気にふさわしい横綱相撲だった。 涼し…