「京都ジャンプS」(J・G3)は6番人気のローディアマント(セン5＝尾関、父サトノダイヤモンド)が直線で先頭に立つと、そのまま押し切って1着。重賞初挑戦で金星を挙げ、鞍上の伴啓太(32)ともども重賞初制覇となった。管理する尾関知人師(54)は2023年菊花賞(ドゥレッツァ)以来となる16回目の重賞勝ちで、障害重賞は初。 　2013年3月9日の初騎乗から25回目の重賞挑戦(平地含む)で悲願の初勝利をつかんだ伴は「(前走の)新潟ジャンプSも狙っていたが、リベンジできて良かった」と白い歯をキラリ。レースを振り返って「右回りだけが不安だったが、逃げ馬を目標にして折り合いもついた。スピードの持続力があるので短い距離の重賞はチャンスだと思って…