近年の秋のGI戦線では外国人騎手の活躍が目立つが、とりわけエリザベス女王杯では圧倒的な存在感を誇っている。近10年で7勝を挙げて、22年から3連覇中。さらには馬券に絡んだ30頭のうち、実に半分の15頭が外国人騎手の騎乗馬だから凄い。これは同期間のGIで比べるとジャパンCと並んでトップタイの数字だ。 ならば、今年も外国人騎手に注目するしかない。現時点ではC.ルメール騎手、D.レーン騎手、C.デムーロ騎手の3名が参戦を予定している。まず、ルメール騎手の相棒は24年の桜花賞馬のステレンボッシュ(牝4、美浦・国枝栄厩舎)だ。今年3戦は大阪杯が13着、ヴィクトリアマイルが8着、札幌記念が15着とサッパリだが、敗因はおそらく精神的な…