園田競馬場で6日、兵庫所属馬として初のJpn1(JBCスプリント)を制し、22、23年のNARグランプリ年度代表馬に輝いたイグナイター(牡7=新子雅、父エスポワールシチー)の引退式が行われた。 野田善己オーナー、新子雅司師、笹川翼騎手、田中学師、笹田知宏騎手に、JRAからは西村淳也騎手らが参加。イグナイターが馬場へ入ると笹川翼がまたがり馬場を1周。ゴール板に到達すると「ありがとう」の声が響いた。 野田オーナーは「イグナイターは私の想像を超えていきました。彼にはおんぶに抱っこで与えられてしまったものしかないので、今後は僕が彼を支えていきたい」と涙を流しながら語った。 新子雅師は「ステージを一つ上げてくれた存在で…