美浦のタフガイに対する注目が日に日に高まっている。その存在とは、今週出走予定で美浦・青木孝文厩舎所属の6歳馬ゲキザルだ。成長とともに白くなっていく芦毛の馬体とパドックを歩く際に舌を出す愛嬌のある表情、そして鋭い末脚で大外からグングン伸びてくるけん命な走りに心打たれるファンも少なくない。 ゲキザルは父ザファクター、母トゥモローズライト、母父アフリートという血統。22年1月の3歳新馬戦でデビュー後、JRAの未勝利戦ではなかなか結果が出なかったが、同年8月に川崎のJRA交流戦、ペリドットフラワー賞に出走すると4馬身差の完勝で初勝利を飾った。その後の1勝クラスでは、掲示板常連でありながら勝ちきれず。そんな様子…