日本調教馬初となるフォーエバーヤング(牡4=矢作、父リアルスティール)の米ブリーダーズCクラシック(G1、デルマー、ダート2000メートル)制覇から一夜明けた2日、ブリーダーズカップ協会の公式ニュースが改めて矢作芳人師(64)の喜びの声を伝えた。 「まだ実感が湧きません。日本ではメディアの注目が予想をはるかに上回り、それがクラシック制覇の実感となっています。今朝、馬の状態を確認しましたが、思ったほどこたえていない。体格が良くなり、他の馬よりも回復が早い。世界の舞台で戦うには、まさにこれが必要だったと思います」 弟子の坂井瑠星(28)が相棒の力をフルに引き出した。「(2着の)シエラレオーネが外から迫ってきた時は心…