◆第42回ブリーダーズCマイル・G1(日本時間11月2日、米国デルマー競馬場・芝1600メートル) アルジーヌ(牝5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ロードカナロア)は日本馬初の快挙は達成できなかった。先日、自身のXで引退を表明、凱旋門賞6勝など世界的なトップジョッキーで、ここが米国最終騎乗となる見込みのランフランコ・デットーリ騎手=イタリア出身、米国拠点=のムチに応えて直線で追い込んだが、6着まで。ビッグタイトルを手に入れることはできなかった。 同馬は23年1月にデビュー。昨年のターコイズSで重賞初制覇をマークした。今年のヴィクトリアマイルで勝ち馬(アスコリピチェーノ)と同タイムの4着と、G1でも通用する力を誇示…