「ファンタジーS・G3」(1日、京都) G1馬の妹が世代の上位へ堂々と名乗りを上げた。1番人気のフェスティバルヒルが抜群の切れ味で重賞初Vを決めた。 ゆったりしたスタートから少し促して中団の後ろに取りつき、脚をためた。3?4角では進路が危ぶまれたが、直線半ばで前があいてからは上がり3F33秒1と目の覚める末脚を披露。見事にライバルを差し切った。初コンビのC・デムーロは「後方のポジションになってどうかと思いましたが、直線に入って馬場の真ん中から反応してくれました。いい脚でした」と振り返った。天皇賞・秋では、兄で皐月賞馬のミュージアムマイルに騎乗予定。大一番に弾みをつけ、「乗るのは1年ぶりで…