先週の菊花賞はアマキヒを推奨したが惨敗。勝ったエネルジコは4番手から抜け出し、上がり3ハロン最速で2着エリキングに2馬身差の完勝だった。屈腱炎が判明したのは残念だが、特殊な距離で例年出走馬の資質が疑問視される一戦とはいえ、クラシック3冠で「最も強い馬が勝つ」という格言が的外れでないことは天皇賞が証明している。 天皇賞・春が前年の菊花賞好走馬が好成績を収めているのは広く知られている。今年は昨年の菊花賞2着だったヘデントールが勝ち、同5着だったビザンチンドリームは2着に入り、その後凱旋門賞で日本勢最先着の5着となった。同3着も菊花賞4着のショウナンラプンタ。今年も含めた10年の勝ち馬8頭で菊花賞3着以内…