関西馬が9連勝中の武蔵野Sにおいて、関東馬として直近の勝利となるのが15年のノンコノユメだ。ジャパンダートダービーの覇者が、初対戦の古馬を撃破して重賞3連勝を果たしたレースを振り返る。 ノンコノユメは父トワイニング、母ノンコ、母の父アグネスタキオンの血統。母のいとこにはハーツクライがいる社台ファームゆかりの血統馬だった。14年11月の新馬を快勝すると、15年3月の500万下で2勝目をゲット。伏竜Sの5着を挟み、青竜Sから快進撃がスタートした。C.ルメール騎手との初コンビとなった一戦を鮮やかに差し切ると、続く同舞台のユニコーンSで重賞初挑戦初制覇。さらにジャパンダートダービーも2馬身半差で圧勝し、3歳ダート王の座に…