◇鈴木康弘氏「達眼」馬体診断 偉大な3冠馬の面影が残る、しなやかな体で古馬も一蹴だ。鈴木康弘元調教師(81)がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。第172回天皇賞・秋(11月2日、東京)ではマスカレードボールを1位指名した。達眼が捉えたのは母の父ディープインパクト譲りの柔軟な筋肉と、ひと夏越しての成長ぶり。3歳馬が盾を引き寄せる勢いだ。 鳥取県東部に面影山(おもかげやま)という標高100メートルほどの小高い山が裾野を広げています。奈良時代、都を離れてこの地に赴任した国司(役人)や万葉歌人たちがその美しい山容に都の名山、天の香久山(あまのかぐやま)の面影を重ねたのが名前の由来とか。小高い山のようなキ甲を持つマスカ…