クラシック最終戦「第86回菊花賞」が26日、京都競馬場で行われ、1番人気エネルジコが直線で鋭く伸びて差し切り、ラスト1冠を奪取。クリストフ・ルメール(46)は当レース史上初の3連覇を飾った。鞍上にとって同一G1・3連覇は18?20年の天皇賞・秋以来。菊花賞は5勝目で武豊と並ぶ最多勝利数タイとなった。 今年も名手が魅せた。ルメールが駆るエネルジコが2周目3角からの下りでギアチェンジ。直線は内で食い下がる他馬との差を一気に広げて突き抜けた。追い込んだエリキングも2着に浮上するのが精いっぱい。2馬身差をつけて、つかみ取ったラスト1冠に「凄く強い勝ち方をしてくれた」と誇らしげ。鞍上は23年ドゥレッツァ、24年アーバンシックに…