◆第86回菊花賞・G1(10月26日、京都競馬場・芝3000メートル)=10月24日、栗東トレセン ヤマニンブークリエ(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎、父キタサンブラック)は2歳時にホープフルS(14着)への参戦こそあったが、春はクラシックG1への出走がかなわず。秋はセントライト記念2着で優先出走権を取り、何とか最終戦に間に合った形だ。「能力があると思っていた馬だし、間に合ってよかった」と松永幹調教師はホッとした表情を浮かべる。 この日は坂路でラスト1ハロン13秒9と少し大きめを乗られた。「馬場は悪くなっても大丈夫かな。どんな競馬をしてくれるかですね」とトレーナーは競馬学校の同期でもある横山典弘騎手の手綱さばきにかける…