今週の武豊騎手は土曜が東京で5鞍、日曜が京都で6鞍の計11鞍に騎乗する。 日曜京都11Rの菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)ではマイユニバース(牡3、栗東・武幸四郎厩舎)とコンビを組む。弟の武幸四郎調教師の管理馬。気性面の幼さなどが影響して勝ち上がりに6戦を要したが、着実に成長してきた。約3カ月半ぶりの実戦となった前走の九十九里特別では、大逃げから上がりをまとめて7馬身差の圧勝。驚異的なスタミナを見せつけて、一気に菊花賞の惑星候補に浮上している。武豊騎手はテン乗りとなるが、道中で折り合って運べるようなら上位争いになっていい。19年のワールドプレミア以来となる菊花賞の6年ぶり6勝目なるか。淀の二度の坂越えを知り尽…