牝馬3冠最終戦「第30回秋華賞」は19日、京都競馬場で行われ、2番人気エンブロイダリーが早め進出で抜け出し、半馬身差で勝ち切った。前身のエリザベス女王杯を含め、桜花賞との2冠制覇は3冠馬を除くと07年ダイワスカーレット以来、18年ぶり6頭目。ルメールは史上初となる当レース2度目の連覇。1番人気に支持されたオークス馬カムニャックはしまいの伸びを欠き、16着に敗れた。 残り200メートルで一気にエンジンに火がついた。馬上でステッキを振るルメールの激しいアクションに応えたエンブロイダリーが逃げ粘るエリカエクスプレスとの差を1完歩ごとに詰める。持ち前の負けん気の強さで最後はグイッと半馬身、前に出た。堂々と先頭でゴール…