デビュー前から話題になっていた馬がいる。父方の祖母に2007年のダービー馬ウオッカ、母方の曽祖母に同年の桜花賞などG1を4勝したダイワスカーレットを持つ良血馬のスティルアイライズ(牝2歳、美浦・加藤和)が18日、東京4Rの新馬戦(芝1400メートル、牝馬限定)でデビューし、18着に終わった。 父はタニノフランケル、母はスカーレットテイル。父は重賞には手が届かなかったものの、G1・7勝の名牝ウオッカの4番子という血統が評価されて種牡馬となった馬だ。08年天皇賞・秋では、ウオッカとダイワスカーレットが激戦の末、2センチ差でウオッカが勝利したという歴史があり、ライバルの名牝2頭の血を引く牝馬のデ…