「秋華賞・G1」(19日、京都) 前走大敗の反省を生かし、ソフトな調整で牝馬2冠奪取に臨む。オークス9着以来となる桜花賞馬エンブロイダリーは15日、桜花賞時と同じく栗東滞在を選択。違ったのは最終追い切りのメニューで、前回は併せ馬だったが、今回は単走で坂路を駆け上がった。 「動きも時計も予定通りです。今回は単走で馬の精神面を優先させました。オークスの敗因は距離ですが、道中の折り合いであったり、もう少しスムーズな競馬ができていられれば、こなせたかもしれない。なので、調教でひと工夫しよう、と思いました」 森一師は単走にした意図を、そう明かした。なるべくテンションを上げないような調整過程。時計…