完璧な最終リハだった。牝馬3冠最終戦「第30回秋華賞」(19日、京都)の最終追い切りが15日、東西トレセンで行われた。樫の女王カムニャックはオークスと同様に栗東坂路で馬なり単走。余力十分にスイスイと駆け上がり、万全の仕上がりを印象付けた。秋初戦のローズSを快勝、2冠ロードを突き進む。 【友道師に聞く】 ――前走ローズSはオークスから馬体重8キロ増の482キロ。 「夏場に放牧から凄くいい感じで帰ってきた。その時点で(馬体重の)数字面はそこまで大きく増えていなかったけど、見た感じはひと回りぐらい背丈が伸びた感じ。いい夏休みを過ごして成長したと思います」 ――1週前追いはCWコースの3頭併せ。先行した僚馬レッド…