距離克服に光が見えた。マピュースの最終リハはWコース単走。3角まではゆったりとしたラップだったが、以前のように集中力を欠くシーンは見られない。しっかりと折り合いがついている。リズムも上々だ。3角過ぎからはスムーズに加速。ラスト2Fは12秒0→11秒4と鋭い伸び。操縦性の高さが見えた。 調教にまたがった小島助手が切り出す。「馬は大体できています。時計よりもリズム重視を心がけて乗りました。馬場が重かったけど、ブレることなくしっかり走れていました」と成長を実感。「道中も無駄に(ハミを)かむところもなく、リズム良く最後まで走れていました」と納得の表情を浮かべた。 この中間は400メートルの距離延長、初の2000メー…