3歳牝馬三冠路線の最終戦となる秋華賞。春の実績馬が夏を越して成長した姿を見せるのか、それとも夏の上がり馬が新たな勢力図を築くのか。世代の頂点を決めるにふさわしい好メンバーが揃い、最後の栄冠を巡る激戦が期待される。 1.前走GI組が圧倒的な信頼度を誇る 過去のデータを分析すると、前走でGIを使われた馬は[6-1-3-16]と、出走数こそ少ないものの6勝を挙げており、複勝率は38.5%と非常に高い数値を記録している。特に春のオークスから直行するローテーションは、牝馬二冠を達成したアーモンドアイなど多くの名牝が通った王道だ。世代のトップレベルで戦ってきた実績は、ここでも大いに信頼できる。 2.前走2番人気以内が好成績 …