「アイルランドT・G2」(12日、東京) 記念すべき第1回覇者となったのは4番人気のラヴァンダ。外枠からリズム良く中団を追走し、直線は外から長くいい脚を使って差し切った。 鞍上の岩田望は「他に行く馬がいたら、その後ろにつけようと考えていた。プラン通りの競馬ができた」と納得の表情。同馬の強みについて問われると、「逃げも追い込みもできる操縦性の高さ」とセンスの良さを挙げた。外枠から前に壁がなくてもスムーズに折り合い、ゴーサインを出したらスッと反応。その強みが生かされた勝利だ。 管理する中村師にとってもうれしい重賞制覇だ。「力があると思って、重賞を使わせてもらってきた。何とか一つ勝つことがで…