午前8時に坂路に登場したチュウワカーネギー。その背中にはフランスから帰国したばかりの北村友の姿があった。リズム重視の入りで中盤あたりから少しずつギアを上げると、見栄えする大きな体を揺らしながらグイッとひと伸び。4F55秒2?1F12秒3を馬なりで刻んだ。鞍上は「ちょうどいい時計で予定通り。以前と比べて馬は良くなっていると感じた。久々でも動ける態勢は整ったと思います」と切り出した。 現2歳世代最初の新馬戦だった6月7日の阪神マイル戦を勝ち上がった素質馬。好スタートから先頭に立つと、上がり3F33秒2をマークし、後続を完封した。デビュー戦でも手綱を取った北村友は「元々、能力があると思っていた。しっかりスタートを決…